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ブニヤウイルスは潜伏期間は?いつから確認されているのか


2020年に江蘇省南京市で37人、安徽省で2020年4月に23人の感染が確認されたのち
5人が死亡したこと、浙江省で2人が死亡したことが報道されました。

新型ブニヤウイルスはなにが媒介するの?

新型ブニヤウイルスという病気を聞いたことがなかった為、
確認してみましたら、ブニヤウイルスって、マダニが媒介する病気のようです。
マダニは、日本赤斑熱、ライム病なども媒介することが知られてます。

ウイルスは、なにかに媒介して感染をします。
例えば、蚊が媒介するウィルスですとデング熱やマラリアがありますよね。虫から媒介されるウイルスは意外に多いです。

ブニヤウイルスはいつから確認されているの?

ブニヤウイルスは、2009年に米医学誌に報告されており、2011年3月17日中華人民共和国政府により過去600人余りの患者の存在を確認されているようです。

国立感染症研究所でもデータベースにSFTSウイルスとして登録されており、こちらもマダニが原因で感染すると記載があります。

また、日本でも西日本を中心に発生しているとの中を促す記事が2013年3月21日に厚生労働省HPに乗っていました。
http://www.doyaku.or.jp/guidance/data/H26-9.pdf
その為、新種の可能性はありますが、全く未知のウイルスではないようです。

ブニヤウイルスってどんなウィルス?潜伏期間は

コロナではないですが、ブニヤウイルスは中国発症なのかとブニヤの意味を調べてみましたらブニヤウイルス目のbunyaはウイルスが分離されたウガンダの地名だそうです。

潜伏期間は、マダニに噛まれてから6日~2週間程度です。

尚、新型ブニヤウイルスの症状は原因不明の発熱や消化器症状が中心とのことです。
具体的には、食欲低下、嘔吐、下痢、腹痛のようです。
ただし、今回の亡くなった方が白血球の減少や体内の出血とある通り
時に、神経症状、呼吸不全症状、出欠症状(歯肉出血、紫斑、下血)があると2013年に既に報告があります。

治療法は、対症療法が中心になるようです。

参考:http://jsv.umin.jp/journal/v62-2pdf/virus62-2_239-250.pdf

ブニヤウイルスのウイルスマダニが媒介されているのは
ナイロウイルスとのことです。

まとめ

現在、トレンドに上がっているように
「新型」=Novelと付けられていますが、
上記に記載しましたが、今年になって新たに発見された未知のタイプのウイルスだという事ではなさそうです。
何故なら、
「今年に入り、合わせて37人の感染が確認されている」
と新規の感染者ではあるものの未知とは言われてませんから

媒介がマダニなので、今のところは心配する必要は無さそうですが、マダニは他のウイルスも媒介するので日ごろから要注意ということです。

今後の、WHOなどの機関にも注目です。

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