内戦が続くシリアで、アサド政権の軍と反政府勢力を支援するトルコの軍との衝突が続く中、トルコのエルドアン大統領は、アサド政権の軍をシリア北西部から強制的に排除する考えと報じました。
本格的な戦闘に発展しないか予断を許さない状況ですね。
今回は、シリア内戦にあたってアサド政権軍が実際にどこを攻撃し、死者が何人出たか、トルコ大統領の演説、その後のアサド政権軍の動きについてまとめました。
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シリア内戦でアサド政権軍はどこを攻撃したのか?
国連は11日、シリア反体制派最後の拠点となっている北西部イドリブ県での政府軍の攻勢を受け、昨年12月1日からのわずか2か月半で、約69万人が避難を余儀なくされたと明らかにした。9年にわたるシリア内戦で最大の避難になったという。https://t.co/TL7WkgsaF1
— AFPBB News (@afpbbcom) February 12, 2020
内戦が続くシリアでは、今月反政府勢力の戦後の拠点である北西部イドリブ県の攻略を進めるアサド政権の軍が、反政府勢力を支援する隣国トルコの駐留部隊を攻撃しました。
そのうち、トルコ軍の兵士ら合わせて14人が死亡しました。
2011年に端を発し、8年にも及ぶ内戦が起こっているシリアですが、今までに約38万人の死者がでていましたが、さらに14人が死亡したと報道されましたね…。
2017年当時でも630万人が国内で避難生活を送り、500万人以上が国外へ避難しているとの情報がありますが、無関係の人々の死は一番に避けてほしいですよね。
シリア内戦 トルコ軍の反撃でアサド政権側にも死傷者が?
シリア政府軍によるイドリブ解放間近!
トルコと反体制派は窮地に・・・。https://t.co/hf89lNdewQ— M.K (@MK19364371) February 12, 2020
反政府勢力の最後の拠点である北西部イドリブ県の攻略を進めるアサド政権の軍が反政府勢力を支援するトルコの駐留部隊へ攻撃し、14人が死亡しましたが、トルコ軍も反撃をし、アサド政権側にも死傷者がでています。およそ300万人の住民が危険にさらされているとして国連が懸念を示しています。
アサド政権軍側が攻撃をし、それにトルコ軍側も負けずと反撃をする…。
負の連鎖ですね。このままでは関係のない人々も次々に命を奪われてしまいます。
約9年間に続き戦争をしていますが、無意味な争いは早く終わってほしいですね。
トルコ大統領の演説は?アサド政権を強制的に排除?
「#シリア内戦」NHK|2020年2月11日 16時03分
国連は、内戦が続くシリアで死傷者や避難民が増え続けているとして、避難キャンプで厳しい生活を強いられる10歳の少女の動画をSNSに投稿するなどして、シリアの人々への支援を国際社会に呼びかけました。 #人道危機https://t.co/a6PEX2SxEn pic.twitter.com/tbj1sPqoVi— オリオンの風 (@orion1223star) February 11, 2020
「#シリア内戦」シリアとトルコ 攻撃の応酬続く 本格的な戦闘への懸念強まる | NHK:2020年2月11日 6時56分
シリアのアサド政権は北西部のイドリブ県に軍の地上部隊を展開し、トルコの支援を受けて抵抗を続けている反政府勢力への攻勢を強めています。#人道危機https://t.co/uZ7jwaeW8O pic.twitter.com/foGFYVDO93— オリオンの風 (@orion1223star) February 10, 2020
アサド政権側がトルコの駐留部隊を攻撃し、負けずとトルコ側も反撃をする…。
こうした中、トルコの大統領であるエルドアン大統領は、12日、演説し今月末までにアサド政権の軍が退却しなければ軍事行動でイドリブ県のほぼ全域から強制的に排除する考えを改めて示しました。
やはり、トルコ側も黙ったままではいれないということですね。最終手段として軍事行動で強制的に排除ということですが、さらに争いが大きくならないか心配です。
非武装の平和な世界になってほしいものですね。
シリア内戦 トルコ軍の反撃 その後のアサド政権側の動きは?
「最悪の人道危機」 シリア・イドリブで何が起きている?pic.twitter.com/hzr10tjlb7
「シリア内戦は9年もの間続いている。北西部イドリブやその周辺で暴力行為が激化し、同地域で最悪の人道的危機に直面している。大勢の人々がイドリブから逃れようとしているものの、行き場がない状況が続く」— ソウル・フラワー・ユニオン (@soulflowerunion) February 12, 2020
「#シリア内戦」AP通信:2020年2月11日22:38 JEST
ベイルート-シリアの反乱軍は火曜日にシリア軍が前進している国の北西部で政府のヘリコプターを撃墜し、2人の乗員を殺した。野党活動家によると、政府の空爆で少なくとも7人の民間人が死亡した。=記事自動和訳:一部修正☟https://t.co/DxVGwxlvgk pic.twitter.com/xcL4woNa2Q— オリオンの風 (@orion1223star) February 11, 2020
トルコの大統領のエルドアン大統領は12日、今月末までにアサド政権の軍が退却しなければ、軍事行動でイドブリ県のほぼ全域から強制的に排除すると演説しました。
しかしその前日、アサド政権の軍はイドリブ県を南北に貫く幹線道路を制圧したと伝えられていて、今のところ退却する姿勢はみられず、このままでは本格的な戦闘に発展しないか予断を許さない状況が続いています。
アサド政権側の退却する姿勢はみられないということで、いよいよ本格的な戦闘に発展しそうで本当にこわいですね。2019年は今まで戦争を続けてきた9年間の中で、一番死者数が少ないとの情報があり、少しずつ落ち着いてきたとされていましたが、ほっと一息つく間もないですね。
最悪の事態にならないことを祈ってます。
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