「滞納太郎」が今、ネットで話題になっています。
一体、どういうことなのでしょうか?
事業者からの苦情があり、盛岡市が謝罪する始末。
今回は、この「滞納太郎」の画像を紹介するとともに、どういった経緯だったのかご紹介します。
「滞納太郎」の画像は?
https://twitter.com/yurakumika/status/1254159244695269376?s=20
上の写真は、事業者が納税の猶予を申請するときに使う書類
「納税の猶予申請書」の記載例。
おっと、驚く文字が・・・「滞納太郎」
事業者も、納税したくなくて猶予申請しているわけではないと思います。
昨今の、新型コロナウイルスで経済状況が悪くなっているのは皆が知っていることですよね。
売上がかなり減っている企業も多い中
やむを得ず、納税できなくて猶予申請書を書こうとしたら
「滞納太郎」
まるで、事業者が一方的に悪いような書き方になってしまっています。
なんと言ったらよいのか、正直わかりません。
唖然、というのでしょうか。
今、ネットで話題の「滞納太郎」事業者からの苦情があった?
>市税の納付猶予を希望した事業者に申請書を送付した際、氏名欄に「滞納太郎」と不適切な表記をした記入例を同封していたと発表した。記入例は6事業者に送付し、受け取った事業者から24日に苦情があった。
猶予するのは、滞納と同じっていってると思われても仕方ない。 https://t.co/TOhkw56t17
— ジュード-km@難病患者の日常 (@toaru_jude09) April 25, 2020
今、ネットで話題の「滞納太郎」。
この表現に、実際に書類を書こうとした事業者から苦情があったようです。
盛岡市は25日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で市税の納付猶予を希望した事業者に申請書を送付した際、氏名欄に「滞納太郎」と不適切な表記をした記入例を同封していたと発表した。記入例は6事業者に送付し、受け取った事業者から24日に苦情があった。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200425-00000104-kyodonews-sociより引用
そうですよね、事業者も大変な中、やむを得ずに
市税の猶予申請をしようとしたんだと思います。
そんなとき、記入例に「滞納太郎」と記載していたら
悲しくなってしまいますよね。
否定されたように感じてしまう人もいるのではないでしょうか。
今、ネットで話題の「滞納太郎」盛岡市が謝罪した
市税納付猶予の申請 記載例に「滞納太郎」盛岡市が謝罪 – NHK NEWS WEB https://t.co/A8u2ZBQvsV
— 暴徒bot (@bouto_bot) April 26, 2020
今、ネットで話題の「滞納太郎」に関して、盛岡市が謝罪しました。
市によりますと、男性職員は名前に「滞納」ということばを使ったことについて「ふだんの業務で使っているため使った。一般の人にどのような印象を与えるかまで配慮が至らなかった」と話しているということです。
盛岡市は、「納税者に配慮した相談を進めるなか、あってはならないことで、おわび申し上げます。受け取るかたへの配慮をしっかりと行い、再発防止に努めます」としています。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200426/k10012406011000.htmlより引用
上記のように、配慮が足りなかったと
盛岡市が事業者に対して謝罪しました。
気になるのは、男性職員の発言。
「普段の業務で使っている」・・・
盛岡市では、日常的に、仕事をするにあたり
この「滞納太郎」という言葉を使っているということでしょうか。
わかりやすいといえば、わかりやすいです。
しかし、ちょっとモラルに欠けるような気がしなくもないです。
盛岡市の職員の方も、多忙な業務の中でしょうから大変なのはわかりますが
大変なのは、事業者も、国民も、皆同じですよね。
「滞納太郎」に対する、ネットの反応を紹介
新型コロナの影響で売上が落ちた事業者が今年度の納税を猶予してもらうための申請で、滞納してるわけじゃないからです
滞納していない人の名前が滞納太郎なのはおかしいです— ガランドゥ (@odoranaiponpoko) April 25, 2020
今回の措置は、意図的に滞納してる訳ではない事業者を救済する目的でやってる事だから、「滞納太郎」では、苦情が来るのも当然の話。役所のミス以外の何物でもないよ。
— キース1970 (@moonlightmile70) April 26, 2020
せめて猶予太郎にしとけよw / 他27件のコメント https://t.co/ItjRZZicsB “「滞納太郎」と不適切表記、盛岡 市税の納付猶予申請書記入例で | 共同通信” https://t.co/Q4XXTKj6d2
— napsucks (@napsucks) April 25, 2020
このように、「滞納太郎」という表記に対する
厳しい意見がTwitterにたくさん投稿されています。
やむを得ず、納税を猶予申請しようとした事業者からすると
うーん、と考え込んでしまいそうです。
また、「滞納太郎」ではなく「猶予太郎」にしておけば
といった意見もありました。
否定する意見が多い、この「滞納太郎」という記入例。
あなたは、どう感じたでしょうか?
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