東京都で4日、新型コロナウイルスの感染者が新たに118人確認された。1日あたりの感染確認者数が100人を超えたのは初めて。累計は891人となった。東京都に限らず全国で感染者が増える一方の中、不要不急の外出禁止や自粛についてまとめました。
不要不急の外出禁止とは?目安は?
都民の皆様へ#新型コロナウイルス 感染症の拡大防止に関する小池都知事メッセージ動画です。
東京は感染経路が不明な症例のうち、夜の飲食店等での集団感染が多発していることが明らかになりました。
感染拡大を抑えるために、特に夜間の外出自粛の協力をお願いいたします。#夜間の外出自粛 #NO3密 pic.twitter.com/BDty5yUaFW— 東京都庁広報課 (@tocho_koho) April 2, 2020
東京都などが週末の「不要不急の外出」を控えるよう呼びかけています。しかし、実際にどういう行動をとったらいいか迷う方も多いと思います。
感染症学が専門で、長野保健医療大学の北村義浩先生は、「不要不急」の線引きについて、「端的に言うと、命にかかわらない外出全てが不急の外出」と述べています。
都の担当者は、「どれが不要不急に該当するかということは、具体的にリスト化して、〇や✖で判断するようなことできない。あくまでお願いであり、個人の事情に違いがあるので、各自がご判断いただきたい」ということでした。
例えの中で、不要不急の線引きとして控えてほしいこととして、
・特に用事がないのに外を出歩くこと
・密閉された場所に出向くこと
・人と接触するような行動
・大人数で集まったりすること
これは、人と距離・接触を避ける→感染拡大を抑止と言うことに繋がります。普段は人がまばらな公園であっても、大きな公園が閉鎖されて、人が集まっている可能性があるからです。
不要不急の線引き制限されないこととして、
・スーパーや薬局などに食品や日用品などを、買いに行くこと。
・病院への通院。
・仕事のため公共交通機関を使うことなど。
買い物に行くことはできるので、買いだめの必要はありません。海外は強制的に交通機関が止まったり、営業が許可される店が区別されています。
以上のことをまとめると、下記のような感じになります。
▽外出自粛要請が出されている場合は、「とにかく家にいること」が基本である。
▽用事のない散歩(花見など)、屋外の運動、大人数の集まりを控えること。
▽食料品・衣料品の買い物、通院、公共交通機関での通勤は制限がないこ
個々に生活環境が違いますから、一概には言えませんし、線引きの難しい部分は多々あります。今は、国民一人一人が要請の意図を理解し、行動を変えることが必要だと感じます。
外出自粛とはどこまで?どういう意味?
【速報】
【熊本市長が外出自粛要請 市内外の移動全て 】
市長が専門家の意見を聞きここまで覚悟を決めてやっている。明日は全閣僚出席の下、参議院決算委員会、明後日、明々後日は衆参本会議、それまでに持ちこたえられるか?緊急事態は先手で地方に検討の余裕を与えないと https://t.co/ePlXDVIMtN— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) March 31, 2020
自粛自体の意味は、自分から進んで、行いや態度を慎むことである。
なので、切羽詰まったり緊急性のない外出をひかえてくださいといったところです。
ただ、自粛といっても、何が良くて何が悪いのかはっきりとしてガイドラインはなく困りますよね。
日本国内で新型コロナウイルスが猛威をふるう中、東京都内で新型コロナウイルスの感染が拡大が止まらず、初の3桁となる新コロナウイルス感染者が発生しました。
都は生活必需品の買い出しや通院などは必要な外出だとしつつ、例えば、毎年できるお花見は自粛するなど、その日でなければできないことかどうかを考えて行動してほしいと呼びかけていますよね。
東京都の小池百合子知事は、「きょうこの時間に必ず出て行かなければならないのか否か、別の日に変えられるかどうかが判断につながるのではないか」と言います。その一方、自粛すべき外出の目安を都が示すことに関しては、それ以外であれば全て大丈夫だと受け止められかねないと指摘もありました。
埼玉県も都と同様に、「定義のある性質のものではない。個人の判断になる」とし、目安づくりは困難との考えを示す県も多いのが現実です。
冷静な思考と理性的な判断が必要です。そのために役立つのが問題解決の思考メソッドが参考なにります。
▽いきなりアクションだけを考えてはダメ
職場に行くべきか、テレワークにするべきか。予定していた打ち合わせをやるべきか、キャンセルすべきか。イベントを中止すべきか、感染対策して実施すべきか。
「みんながそうしている」事実に流されてしまい、行動とは裏腹に心がモヤモヤしてしまうことがありますよね。
▽「わけて書く」だけで頭の中は整理できる
紙とペンを用意して、問題を「わけて書く」だけでも頭はスッキリします。
1) アクション=何をしようとしているか
2) 現状=なぜアクションしようとしているか
3) 理想=どういう状態になりたいか
これらを埋めてみると、仮に打ち合わせを予定通り実施しようとしているなら、それはどんな現状があるからで、どんな理想があるからなのでしょうか?
▽「わけて考える」と今やるべきことがはっきりする
もう一つレベルアップするには、3つにわけたボックスの中身を、3回にわけて考えることです。
▽思い込みをはがす=問題の気づかなかった原因や影響が見える。
現状を客観視するために、なぜそうなったのか、現状が続くとどんな影響があるかを自問自答します。
▽ひと言でまとめる=問題の本質を見抜く。
次は思考を収束させます。キーワードは「要するに」です。目先の行動ではない本質が見えてきます。
▽筋を通す=最適なアクションを決める
現状と理想とアクションのつじつまが合っていれば、今やるべきことが決まります。
頭で考えていても混乱するだけの時は、まず紙に書いてみるのも一つの手段だと思います。
外出自粛時の買い物リスト
【首都封鎖に備えた備蓄リスト】
小池都知事の外出自粛要請を受けスーパー会計前に長蛇列、ネットでカップ麺や缶詰の売り切れが続出万一の停電や断水時でも便利な保存食や、海外の事例を参考に買っておくべきものを書き出したので、買い物リストとして是非ご活用ください!https://t.co/sy02Tzmeg3
— 人気予約最新情報※あつまれどうぶつの森セット予約と在庫発信中 (@scrapblognews) March 25, 2020
なるべく自宅にいることで感染拡大阻止するためにも、極力、買い物で外出することを控えたいという声は多いかと思います。
災害時などの記事を参考に、ある程度絞ってみたので参考になると良いのですが。。。
▽米・パスタ・小麦粉(主食は欠かせません。日本人の主食「米」は普段の量プラス1ヶ月分程度の備蓄があると良いですね。玄米なら白米よりも保存が利くし、ビタミンミネラル豊富!)
▽ホームベーカリーとパンミックス粉(パンを買いにいかず自宅で簡単に作る)
▽そば打ちセットとそば粉・うどん粉(生麺は消費期限が限られる:いっそ粉から作る)
▽乾燥野菜(ビタミン不足や生野菜などが得られない時に備えて)
▽常温保存できる真空パックの食材(冷凍庫がいっぱいになることも想定して)
▽カップ麺などフリーズドライ食品(震災と違って水道は確保される可能性が高そうなため)
▽冷凍食品(最近の冷凍食品はバリエーション豊富でおいしいものが多い)
▽食材保管用の家庭用の小型冷凍庫(冷凍庫がいっぱい:ならば冷凍スペースを増やす)
▽ドライフルーツ(フルーツでビタミン補給とほっとする甘味が欲しい際に備えて)
▽1 か月以上持つスイーツ・お菓子・お酒のおつまみ(気分転換や沈んだ気持ちをアゲるために。)
▽ビタミンサプリメント(保存食などでのビタミン不足やカルシウム不足に備えて)
▽ジップロックやラップなど作ったものを冷凍保存しやすい資材
▽マリーアントワネット方式:「米やパンがなければお菓子やマッシュポテトを食べればいいじゃない!」なクッキーミックス粉やマッシュポテト粉など(水や電気やガスがあれば親子でも楽しく作れる素材)
▽常備薬(特に耐えられない痛みに備えて痛み止め。医療機関にかかれない場合の備え)
▽カレールー(乾燥野菜と冷凍肉:親子クッキングで楽しく乗り切る・男女共同参画)
▽お取り寄せ食品:こんな時でもなければ買わないちょっといいもの。そもそも感染しにくい支援(飲食業や食品メーカー等への支援策)としても。
▽災害対策の備蓄食の活用
▽ペットフードは輸入品も多いので、入荷が遅れたりすると、いつものものが買えないというケースも出てきそうですよね。
マスクやトイレットペーパーが買えないパニックがあちこちでおこったので、今回の外出自粛要請発表後は、食糧難への備えを早めに行動する人が多く、買い占めは困りますが備えは大事だと感じる人は多いと思います。
コロナの感染拡大も怖いですが、首都封鎖や緊急事態宣言などが実行された際のパニックも、予想不可能なので、必要なものを冷静に揃えて、少しでも不安を減らしておきたいですよね。
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